「や、まと…?」 「…だ」 「え?」 「…好きだ」 「……」 …隙、透き、すき、スキ、好き… へっ?大和があたしを!? え、待って待って。 頭の思考がついていかない。 いつから?…じゃなくて本当に? 「…好きなんだ、お前が。 ……ずっとずっと好きだった」 大和はあたしを抱きしめる腕の力を強くする。 そのせいで、あたしと大和の距離は 0cmに近い。