まぁ、あいつがモテてたからってのもあるんだけどね。


1人で来てたことは、何回かあった。


辛いときとか、何かあったときとかね。


だけど、最近は来てなかったんだ。


「急にこんなとこどうしたの?」


あたしは秀矢に聞いた。


「別に?なんとなく。」


「そっか。」


その日、あたしたちは昔の思い出話に花を咲かせたんだ。