「そう、この辺。
あー、けど
他のやつには内緒な?」
「それはもう・・
分かってます」
この建野良治という先生は
昨年、うちの高校に赴任してきて
まだ25歳という年齢に加え
他の先生とは違い
生徒目線と生徒の名前の暗記力
ルックスは、まぁまぁという事もあり
女子生徒に人気の1年生担任だ。
「引越してきたって事は
これから、毎日
同じだな?」
「・・・ですね」
先生と同じ電車か・・・・
気が重いような気がするんだけど。
「それなら、定期買った方がいいんじゃないのか?」
「定期・・・?」
「おいおい・・・・
まさか、毎日切符買うつもりだったのか?」
「はい・・・?」
「どんだけ電車乗らないんだよ?
学割とかあるはずだから
時間ある時、窓口で聞いてみろ」
「はい・・・
ありがとうございます・・」
ありがたい情報だけど
先生というだけで
何だか、説教されてる気分になってしまうんだけど・・・。
「ほら、電車きた」
「あ、はい」
でも、一人じゃ
定期の事どころか
乗る電車すら分からなかっただろうし・・・
救世主に感謝だ。
あー、けど
他のやつには内緒な?」
「それはもう・・
分かってます」
この建野良治という先生は
昨年、うちの高校に赴任してきて
まだ25歳という年齢に加え
他の先生とは違い
生徒目線と生徒の名前の暗記力
ルックスは、まぁまぁという事もあり
女子生徒に人気の1年生担任だ。
「引越してきたって事は
これから、毎日
同じだな?」
「・・・ですね」
先生と同じ電車か・・・・
気が重いような気がするんだけど。
「それなら、定期買った方がいいんじゃないのか?」
「定期・・・?」
「おいおい・・・・
まさか、毎日切符買うつもりだったのか?」
「はい・・・?」
「どんだけ電車乗らないんだよ?
学割とかあるはずだから
時間ある時、窓口で聞いてみろ」
「はい・・・
ありがとうございます・・」
ありがたい情報だけど
先生というだけで
何だか、説教されてる気分になってしまうんだけど・・・。
「ほら、電車きた」
「あ、はい」
でも、一人じゃ
定期の事どころか
乗る電車すら分からなかっただろうし・・・
救世主に感謝だ。