「ほら、この番号登録しろ」


「え?うん・・・
名前は・・・」


「だいすけ。
毎日、夜10時に
電話しろよ?」


「は・・・?」


「俺の女だろ?」


「いえ・・・・」


そもそも、

女になると言った覚えはありませんが・・・・


「何で?」


「え、だって
お互いの事知らないわけだし・・」


「ふぅん?
分かった。
じゃー、行くぞ」


「へ!?ちょ・・・?
どこに行くの!?」



力強く握られた手は
そのまま
引っ張られるように繋がれ


足早に歩くけれど・・・


ここは・・・

この先の通りは・・・