「やだって・・・
クソガキじゃねぇんだから」


分かってる、分かってるけど

嫌なんだもん。


考えられないんだもん・・・。



「分かったって。
とりあえず、優奈の親と話してみねぇと
分かんねぇだろ?」


そう、私をなだめるように
背中を優しく叩きながら
ため息をついている・・・


困らせてるって分かってる。


でも、抑えられない。


ガマンできない。


離れたくない・・・。