「まさか、
んな反応が返ってくるとはな。ははは
負けたわ、負けた。
じゃあ、
優奈も一緒に住むか?」


「へ・・・・!?え?」


思わず、半泣きの顔のまま

大輔の顔を見上げた。


「なんつー顔してんだよ?ったく・・・」


そう笑いながら

私の鼻をつまむと、


「優奈が一緒に住みたいなら
来れば?」


来れば?って

そんな簡単に言うけど・・・


「でも・・・」


学校は電車で通学できるけど・・・


お母さんが・・・。


「でも?
親か・・・?」


「うん・・・・」


「だなぁ・・・未成年だもんな。
そういや、
優奈、何歳なわけ?」


今更ですか・・・・


「17・・・・」


「17か・・・
じゃあ、親が出てくんな・・・
優奈は、どうしたい?」


「離れたくない・・・・」


「あははは、そうか、
じゃあ、俺が一応・・・・
優奈の親に会って・・・
反対されたら
諦めろ、な?」


なっ?って言われても・・・


「やだ・・・・」


諦めれるわけないじゃん・・・