冷蔵庫とにらめっこしながら
ようやく決めた献立は
から揚げ、サラダ、みそ汁、卵焼き。
冷蔵庫に入ってる食材で
できる料理を搾り出した結果だ。
ごはんが炊き上がる頃に
ちょうど、すべてが出来上がり、
机に並べると、
「おっ、できたのか?」
「うん」
「あー、腹減った・・・
いただきます」
「あ、はい・・どうぞ・・」
何だか、面と向かって
いただきますなんて言われると
どう返していいか分からない上に
照れてしまってる意味不明な自分。
私も少しずつ口に運ぶけれど
全然味なんて分からず
ただ、じっと
大輔の顔を伺うように見ながら
食べている。
「どうした?」
「へ?う、ううん?何も・・」
笑って誤魔化すしかないし・・・
けれど、そんな私を知ってか知らずか
大輔は何の前触れもなく、
「うまいな。やっぱ。
優奈のめしが一番うまいわ」
そう言いながら
食べてくれる姿は
私にとって、何よりもうれしい言葉で
誰よりも大輔を好きになる瞬間だ。
ようやく決めた献立は
から揚げ、サラダ、みそ汁、卵焼き。
冷蔵庫に入ってる食材で
できる料理を搾り出した結果だ。
ごはんが炊き上がる頃に
ちょうど、すべてが出来上がり、
机に並べると、
「おっ、できたのか?」
「うん」
「あー、腹減った・・・
いただきます」
「あ、はい・・どうぞ・・」
何だか、面と向かって
いただきますなんて言われると
どう返していいか分からない上に
照れてしまってる意味不明な自分。
私も少しずつ口に運ぶけれど
全然味なんて分からず
ただ、じっと
大輔の顔を伺うように見ながら
食べている。
「どうした?」
「へ?う、ううん?何も・・」
笑って誤魔化すしかないし・・・
けれど、そんな私を知ってか知らずか
大輔は何の前触れもなく、
「うまいな。やっぱ。
優奈のめしが一番うまいわ」
そう言いながら
食べてくれる姿は
私にとって、何よりもうれしい言葉で
誰よりも大輔を好きになる瞬間だ。