見慣れない天井、

そして、

薄暗い部屋。


・・・・・何?


私、何してたんだっけ・・・


ゆっくりと思い返す過去に


慌てて起き上がると、

いたはずの

男の姿が見当たらない。


あー・・・そうか、


やり逃げされたんだ。


最悪。ほんとに・・・


易々と体を許してしまった自分を

ただただ、責めるしかない。