二人でしばらく

寝っころがりながら話していた

部活の事や委員会の事

たわいもない会話だ

時間が気になった

時計をみてみると

河原に着いた時間から

約1時間経っていた

(やば…早く帰らなきゃ…)

「ごめん、そろそろ帰るね」

すると平祐は勢いよく起き上がり

「帰んの?なら俺も帰る」

そう言ってカバンを持った

「足滑んないよーに気をつけてよぉ?」

私は注意しておいた

草花が咲いている

この坂は少し急なため滑りやすい

そしたら案の定