放課後、麻里絵は親の用事で急いで帰っちゃった。

「二人で帰るのひさしぶりだね♪」

「だねー♪乃愛よかったね」

「ぇ?なに?」

夢がこそこそしながら

「麻里絵が今日言ってたじゃん?優翔丸顔の子が好きだって。乃愛かわいいから自信もちなよ」

「ぅ、ぇ?ぇ?ん?」
よくわからなくなってきた。

「だって乃愛優翔好きでしょ」
夢がこそこそ言うのを聞いてどんどん顔が真っ赤になるのがわかった。

「な、な、なんで知ってるのーーーー?」

「そんなの見てたらわかるよ!!優翔と話してるときの目!!ハートになってるし、よく部活とか窓からチラッて見てるじゃん」
クククって夢が笑う。

恥ずかしくて泣きそう…
ずっと隠してたのに…バレバレでした…

「ま、麻里絵も知ってるかな?優翔にもばれてたりして…///」

「優翔?気づいてないでしょー!でも意識してる感はあるけど…麻里絵かぁー…隠さなくてもいいよ!麻里絵にも言って告白計画たてよ!」

「ゆ、夢~」
まぢで泣きそう。

プニプニ

ぇ?

「もー夢までプニプニしないで~!」

「アハハ!!」

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今日の夢の言葉がすごく嬉しかった、明日麻里絵に絶対話す!!麻里絵気づいてたら恥ずかしいけど☆