コロコロ… 足元に転がってきたボール。 遠くから声が聞こえる。 「ごめん、亮! ボール取ってきて」 「任せてー」 清水君がコッチに走ってきた。 「あれ。坂口さんやん。 サボりとかヤンキーやな〜」 清水君が悪戯な笑顔をみせる。