「なんや、なんや!
それやったらもう友達みたいなもんやん。
仲良くしよーな、大輝君♪」

「はい!ぜひ(笑)」



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「亮さんのこと、家で姉からよく聞いてたんですよ。
すごく明るくて楽しい人だって」

「ホンマに?
なんか照れるわ(笑)」



二人で盛り上がっていると、


「あれ。
知り合いだったの?」

片付けを終えた店長が厨房から出て来た。


店長の言葉に、俺と大輝は目を合わせてうなづいた。


「店長。
偶然ってスゴイっすね」

「スゴイっす」


「は?何、息までピッタリじゃん。
仲良くなるの早くないか、お前ら」

ハハハと声をあげて笑う店長。


笑い方と目が松田さんにそっくりな大輝は、喋っていくうちに今日初めて会ったということを忘れるほどで、気づかないうちにどんどん打ち解けていった。