「どんな人ですか?」
「んー…」
考えているのか、
私を見たまま固まってしまった先生。
「先生ー?」
ガラガラ
「ただいまー」
清水君が戻ってきた。
「おかえり。
また告白?
清水君、相当モテるね」
「いやいや、
宮本先生には負けるわ」
告白…
「返事したの?」
私が聞きたかったことを
先生が聞いてくれた。
「断った。
だってあのコ俺のこと知らんやろ?
転校生フィーバーってやつや」
よかった…
「可愛くても断るとは
さすが、清水君」
感心感心、と頷く先生。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…