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一筋のスポットライトを浴びる
手越祐也の姿が見えた瞬間

私は涙が溢れて止まらなかった



「美鈴ちゃん?大丈夫?」


「ごめんなさい、つい…」


真由さんが心配するほど私は泣いていた


数年前、私の近くにいた彼が
夢を掴んでみんなの前で歌っている



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