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私は無意識に
その手を振り払う


手「俺のことは…もう忘れて」


「何それ…」



もう無理なんだ、と思った。


これから先思い続けたとしても
好きだと叫んだとしても
彼の気持ちは変わらない


私の思い続けた年月は
音を立てて崩れ落ちた



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