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私が思い続けた数年間は
可もなく不可もなく。


「好きだったのに…」



言葉にすればするほど募る複雑な思い



私は受け止められなくて
涙も出なかった



手「美鈴」



小さな声で彼が私を呼ぶ
何も言わず俯いていると
手越は私の頭を撫でた



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