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「どうして…だってあの時…」


手「俺は歌を勉強したくて上京した
美鈴を巻き込みたくなかった」



手越は俯いたまま
私の腕を掴んでいた


私は何も言えなかった


手「上京してからもずっと
忘れようと思っても
…忘れられなかったんだ」


……そんな…



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