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内装がとても和風で
私は見入ってしまった


手「…初めて?」


「うん、初めて来た」


手「いいでしょ、ここ」


和紙でデザインされた壁の飾りを
彼は嬉しそうに指さす


その笑顔に私は
胸が高鳴るばかり


そのうち「好き」を
伝えてしまいそうで怖い



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