「確かに、萩尾くんはぶっきらぼうだし、無表情だし、時々顔が怖くなる時もあるけど......」
と言って、少し途切れた。
萩尾くんは『おい!!』と心で突っ込んでいる様で、ちょっと怒った様な顔だった。
「でも、ホントは優しいし、あたしが迷惑かけても何も言わないし、歌声だって、あんなにすごくて......」
と言い切ると、腕を縦に振って、
「と、とにかく、良い方なの!!」
と全力で叫んだ。
一瞬の沈黙の後、萩尾くんは大声で笑い出した。
と言って、少し途切れた。
萩尾くんは『おい!!』と心で突っ込んでいる様で、ちょっと怒った様な顔だった。
「でも、ホントは優しいし、あたしが迷惑かけても何も言わないし、歌声だって、あんなにすごくて......」
と言い切ると、腕を縦に振って、
「と、とにかく、良い方なの!!」
と全力で叫んだ。
一瞬の沈黙の後、萩尾くんは大声で笑い出した。