なのに…。


「冨岡くんかっこいい…」

「今日冨岡くん寝癖ついてたよね!?
レアだわー幸せだわー」


…そう。


女子の目にとまるのは、なぜか
冨岡くん だ・け
なのだ。




…私は変わってるのかな、

例えば5人組の人気のアイドルグループがいて、

私が好きになるのは、『1番人気でない人』。


意識的でなく、


いいな…って思う人が
たまたまそういうだけ。



まぁ意識してみるとしても、

どんなにカッコ良くても、1番人気なら私以外のファンがたくさんいる…そう思った瞬間、私の中では対象外。



つまり、

私が尽くすことに意味がありそうな人を、
意識的にも非意識的にも選んでいるということ。