…送信完了。


ディスプレイの文字を見届けると、私はベッドの上に寝転がった。


西岡君とこんなにメールするなんて…


未だに信じられない。



でも、西岡君とのメールは楽しかった。


15分くらいの、本当に短い時間だったのに、


なんというか、素でいられる。



…また、西岡君とメールしてみたいかも。



今の私の心の中には、一番その気持ちが大きかった。



そんな感じで、ぼんやりしてたら日付がかわる直前で、宿題はやり忘れたけどね。







私と西岡君は
こうして知り合い、
仲を築き始めた。