目を覚ますと、暗闇の中にいた。 どうして私はこんなところにいるの? 何も見えない、怖い、神様っ… 怖さで俯き、涙が溢れてくる。 一粒の涙が、冷たい床に落ちようとしたとき 背後から肩を掴まれた。 「だれっ!」 怖さで振り向くと、そこには酷く整った顔立ちをしている銀髪で紅い瞳の男の人がいた。