「大丈夫だよ。殺したりしないからさ?」



そう言ってジリジリと近付いてくるユウキくんに、ガタガタと震えてしまう。


「ちょっとだけ味見しようかなって」




口を開けたユウキくんの鋭い八重歯が2本見えて、固く目をつぶる。




「ほら、君の綺麗な瞳を見せてーー」





ピチャ…



瞼を舐められる。


やだ!怖い…!