目を覚ますと、そこは見たことがない部屋だった。




シルクのベッドに寝かされていて



重たい身体を起こす。




自分の首筋に手を当ててみると



噛まれた後が2つ…



先ほどの光景が脳裏を過ぎり



肩を抱きしめた。



「ヴァンパイアなんて、存在するわけない…っ」


「神は存在するって信じてるのに?」