「柚原さん!」
「はい?」
終業時間になり、廊下に出てエレベーター前まで来た所で声をかけられ振り向くと、少し緊張気味な顔をした後輩の近藤くんがそばにいた。
「あれ?近藤くんどうしたの?」
今、営業部のフロアで姿を見たのに、ここにいるってことは追いかけて出てきたのだろう。
「あの!もしよかったらこの後一緒に食事へ行きませんか?」
仕事の話かと思っていたので、言葉の意味を理解するのに一瞬時が止まってしまった。
「・・・えっ?食事?」
「はい!ずっと柚原さんを誘いたいって思っていました。」
「・・・」
突然の誘いに戸惑っていると、積極的なのか近藤くんはさらに一歩近寄り、
「今人気のお店で料理も美味しいらしいです。だから柚原さんと行きたいと思っていたんです。イタリアンは嫌いですか?」
「・・嫌いじゃないけど」
「じゃあ!行きましょう」
あまりにストレートな誘いに言葉が出てこない。
目の前の近藤くんとの距離の近さにうろたえていると、
「そんなにオススメないい店があるなら行こうか」
ニコニコ笑いながら同期の澤田くんが、近藤くんの隣に立った。
「はい?」
終業時間になり、廊下に出てエレベーター前まで来た所で声をかけられ振り向くと、少し緊張気味な顔をした後輩の近藤くんがそばにいた。
「あれ?近藤くんどうしたの?」
今、営業部のフロアで姿を見たのに、ここにいるってことは追いかけて出てきたのだろう。
「あの!もしよかったらこの後一緒に食事へ行きませんか?」
仕事の話かと思っていたので、言葉の意味を理解するのに一瞬時が止まってしまった。
「・・・えっ?食事?」
「はい!ずっと柚原さんを誘いたいって思っていました。」
「・・・」
突然の誘いに戸惑っていると、積極的なのか近藤くんはさらに一歩近寄り、
「今人気のお店で料理も美味しいらしいです。だから柚原さんと行きたいと思っていたんです。イタリアンは嫌いですか?」
「・・嫌いじゃないけど」
「じゃあ!行きましょう」
あまりにストレートな誘いに言葉が出てこない。
目の前の近藤くんとの距離の近さにうろたえていると、
「そんなにオススメないい店があるなら行こうか」
ニコニコ笑いながら同期の澤田くんが、近藤くんの隣に立った。