そんな私と勝斗は、
生まれた日から毎日逢っていたらしく、
歩けるようになってからは
二人で遊んでたとか…
勝斗が野球を始めたのは
2歳のころ。
私も真似した。
勝斗のおじさんは、
プロ野球選手で、
おじさんが高校生のころから
わたしたちは〝野球〟というものを
教えてもらっていた。
3歳のころ、
わたしたちはテレビで
甲子園をみていた。
―――――
サイレンが鳴った
光太おじちゃんは歌を歌っていた、
笑顔で勝ち誇ったように。
でももうひとつ、
泣いてる男の人たちがいた。
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