【side 修平】



始めて大好きな彼女を見たとき、不思議と彼女と似ている部分があって


"胡桃"という人は全く見ずに、彩海に似てる場所だけをとことん愛した


感じてるくせに拒んでみたり

本人は自覚がないのに焦らしたり煽ったり


俺のオモチャになった時は凄く嬉しかった




だけど、やっぱり俺は彼女を愛する事はできない

心から


だけど、あくまで俺の"オモチャ"だから、オモチャは人に見せたけたりするもんじゃねえ――…


なんて独占力から一緒にいる武ですら胡桃の姿を見せなかった。


胡桃だって彩海にもバレたくないんだろう、なんせ同じ家に住んでるんだから

だから、胡桃自体もコソッと会いに来て、彩海にもバレていない


週2程度の関係

彩海優先


それが俺の頭の中でのモットー



胡桃は俺が好きだという

きっと会いに来る時点で俺の事が好きなのは事実



体を重ねてる時しか…愛してる、って言わないのに

凄く照れた顔が可愛くて


でもそういうところ、彩海と似てるんだよなー…

なんて重ねてみたり