『――颯太ッ…』 弱弱しい声を出すと、口元にあった私の手は 颯太の手につかまれ万歳の状態になった 繋がれる、手と手は恋人つなぎで 彼の手につく、お揃いの指輪 彼は、繋がってる最中も、ずっと、愛してると言い続けた そんな言葉を最後に、私は意識を離した――…