「まあね、よかった。てかそんな分かりやすいってことは隼人も気づいてるかな…?」



顔が熱くなるのを感じながら結衣ちゃんを見上げた



「大丈夫っしょ!あいつもあいつで鈍感だし」



そっか。
隼人鈍感そうだもんな〜←お前が言うな



「あとさ、結衣ちゃん亮也と付き合うことにしたの?」



「そうだよ?あれ、言ってなかったっけ?あたしも前から気になってたし」



聞いてませんよ〜。
酷いよ結衣ちゃん



気になってることすら知らなかったし…



ばが〜!泣



「いいな〜。結衣ちゃん。彼氏か…。美海は当分できなそう。

相手が隼人だし」



「何いってんの〜!毎日一緒に帰ってる癖に!チャンスありすぎじゃない」



結衣ちゃんはあたしの背中をパチーンと叩くとガッツポーズを作った