先輩は私たちの球を捕っていた。
かろうじて
でもバッターがいないこともあり、
私も花も一ミリもぶれないところに投げているから。
世界最速は私だけど、
花も記録を破って二位だ。
速い。
果夏は余裕で捕るからさすがだ。
1日目の練習は楽しかった。
「果夏、花一緒帰ろ?」
「「うん」」
駅まで一緒に帰る
「うち、果夏に投げたい」
花が言った
「私今日キャッチャーやってないんだよね…
明日だって!
たぶん明日二人の捕るよ♪」
「「やったー」」
私と花は声をそろえて喜んだ
「んじゃ私電車だから、ばいばーい」
「ばいばい、また明日ね〜」
「じゃあねー!」
電車で帰った。