ぎゅるるるる〜〜〜 「ひゃっ!」 しまった! 安心したらお腹が鳴ってしまった。 「ったく、お前は色気より食い気だな」 クスっと小さく笑って起き上がるとわたしの事も起こしてくれた。 「ご、ごめんなさい」 「まずは腹ごしらえだな」 「す、すみません」 こんな自分がイヤになる。 今度こそ、嫌われたかな?恐る恐る顔を上げると大和さん優しげな表情でわたしの頭を優しくなでてくれた。