「こはる?大和くんから電話よ!」
お母さんの声が聞こえたけれど布団をさらに深くかぶった。
わたしの携帯にたくさん残ってる不在着信。
誰からか、なんていちいち見る必要なんてない。
相手は全部大和さんからだったから。
本音をぶちまけてから2時間。
泣きはらしたわたしの顔をみたお母さんはしかるどころではなくて、
おかげでお説教は後回しになった。
自分の部屋に入ると涙腺はもう大崩壊で、
おお泣きしながらベッドにもぐった。
誰にも会いたくない。
誰とも話したくない。
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