………



ガシッ…………


「…なにすんだよ」


目を開けると



英菜と隆紀が鉋を止めていた





「…これは運命だから。誰も責められない



それに……………」



そして英菜は口をつむった



「これは、葵衣が自分一人でケリをつけるためにしたことだ



美弥は悪くなんかない」






なんで、




なんで二人はそんなに







そんなに優しいんだよ…