ドスッ


「立てぇや!?」

「グハ…!」

ガツンッ


「そんな程度なんかい!」

「ぅ゛……」




グシャッ
 


「ぁあ゛ぁあ゛ぁ゛ぁ…!!!」







………葵衣の目に光がない



相手が痛がってていても、どんなに嘆いても


葵衣の手はとまらない…



「やめろ!葵衣、そいつが死ぬ!」



桂が叫ぶ



そして、




パァンッーーー

パンパンパァンッ


倒れていた幹部の一人が何度も銃を使って葵衣を狙った…


すぐに止めにいったが、遠くに隠れていたせいで間に合わなかった


結局幹部の撃った弾は7つのうち2つが葵衣にあたってしまった…




が、葵衣は立っていた


「痛くもなんともねぇわ」

「「「!!!!」」」


「決着つけんぞ?お兄ちゃん…!」