「まぁまぁ。二人共



それじゃあ、改まって話すことあるよね」



ナイス未花



「ねぇ、嚶兎、葵衣。



なんで同じ家に住んでいるの?」


「「幼馴染だから?」」

「だけ?」

「「芸能人だから?」」

「…疑問形?」

「「親が決めたから!」」


「あ、そう。」


納得してくれた。

「私からのお話ね


私は劉の人間。だから、夜は新奈呼ばれる英菜と

族潰しの仕事をしていたの。

そして、


櫻としても、働いているの。」




「??!」

「やっぱり、命の恩人を

おぼえてないのね?嚶兎。」

「どういうこと?」


美弥が聞く。

「昔、櫻として、嚶兎を助けたのよ。」

「昔?」


「小3?」


「そうだ。小3に、こいつは1人で何人もの大人を倒した。」