これで、桂が救われるのなら



構わない…





「んっ…も、眠いよ、桂…」

「まだ、まだ足りない。」


意識がはっきりしない中、


服を着た私達はベットの中で向かい合って


ずっと私を寝かそうとしない…

ずっと隣で何かをつぶやいている…


ずっと聞いておけと言われた…


「桂…寝る………」


「ダメだって言ってんだろ!」


「ぐっ…」


何を言っているのかわからなかった


私は妹だから


でも、償わなければならない


だから、抵抗なんてしなかった



だけど、少し反論したから殴られる…