「……で、あなたは誰?」



「俺は、桂(けい)わかるだろ」




!!!!!


「お、兄ちゃん…?!」



「よくわかったね。君に親を殺された



君の唯一の家族だよっ」




う、そ…………?!


「お兄ちゃんが、なんのよう?」


「声が強張ってるよ?可愛いね



だから、この間までもずっと、ずっと、




愛してあげていたのに………!」






私の肩を押し倒す桂


今までのは、演技…?!



「お兄ちゃっ!  ぅっ…あぁっ!…」


勢い良く私のお腹を殴る桂


「お兄ちゃんって呼ばないルールだろ?



お仕置き。」




「いやっ…!


やめてっ、桂…!」








そして


私の服に手をかけようとしていた…