「今日はボス…未花さんに用があってきた





顔を出してくれないかしら…!」






新奈…殺気が凄い…



私のが凄いけど。



「…あら、お客さん?



私が未花。 なんの用?」


「…お前らの幹部を人質にとった。


条件はこうだ。


お前らの傘下、毒針(どくばり)を引き渡せ


族潰しの仕事でね。君たちまで捕まえたくはないんだよ…」



「…………………どちらも




    大切な仲間だ!渡さない…!」




未花が叫ぶ



凄まじい殺気だ。




「…!」


新奈は油断していたらしく、怯んでしまった


「一度怯むと本気が出ない




ここは、私に任せて。新奈…」



「わかった。




頼んだよ       碧里。」