私は私の肩に手を置く男の首元を人差し指の関節でダメージを与えた。 新奈はその隣にいた男を私の攻撃でよろけている奴と一緒に回し蹴りで叩きのめす。 いつものこと。 そこらの暴走族やこんな感じの奴らにはもう知れ渡っている。 《最強の女二人組がいる。》 でも、誰も顔を知らない。 私達はサングラスをかけているし、何より瞬殺だから、誰も顔を見る暇がない。 だからこうやって犠牲者が増える。