『ほんとはプロがイヴと当日にやるはずだったのにファンがイヴと当日がいいって言ったんだって!!
 愛されてるね〜プロに勝っちゃうなんてさ!!
 とにかく楽しみにしてるから!!
 じゃあまたね!』


 喋る隙もないくらい1人で喋って、切っちゃった…。


「春樹、聞いてた…?」

「おぅ、でもそんな話知らねぇよ?
 今初めて知った」


 …光はこのこと、知ってるのかな?

 いや、みんな知らないよね…。


「行こう!今の話して、もう1回校長のとこ行こうよ!」

「おうッ!!」







 苛立っていた光に話をして、校長のところへ行くと…。


「だからいらないと言っただろう?」


 頬杖つきながら仰りました。

 何この人…めっちゃイライラするッ!!!!


「分かりにくいんだよッ!!
 さっさとそう言いやがれ!!!!」