「だってこの人180はあるでしょ?
 あたしの方が小さいに決まってんじゃん。
 てゆうか…あたしがチビだったらあんたドチビじゃん!!!!」

「何だとーー?!?!?!」

「あぁもうイライラする!!
 自滅したくせに文句言ってんじゃないわよバカッッ!!!!」


 〜〜〜〜〜ッもう!!

 さっさと帰ってアイス食って寝よう!!


「んじゃあ…さようなら!!!!」

「あぁ…」

「…」







「どうしたのー?光。
 何かあったー??」

「ん…何で?」

「いつもより面白い顔してるから!」

「何じゃそりゃ」


 背の高い青年が小さな少年の頭を撫でる。


「何か考えてんだろ?新曲?」


 その手を振り払いながら、意地悪く笑う…小坂 光。


「新メンバー」


 その光の一言に驚きを隠せない…という訳ではなく、

 やはりという表情を浮かべる3人。


「んだよ…驚かねぇの?」