無駄な肉なんてなくって、すごく引き締まった身体。

 水着姿の春樹を見たいけど、恥ずかしくって見れない…。

 海行ったときは好きって自覚なかったからなぁ。


「ねね、藍架あれ乗ろー?」

「ん?ウォータースライダーじゃん!いいね〜♪」


 光たちを誘うと光は1人寂しく流れるプールに行くとかで。

 ププッ…寂しい奴〜♪って…アレ。

 涼と芳斗はカップルだから一緒だとして…

 あたしは春樹と?!

 ええぇぇ…!ムリムリムリ!!!!


「じゃあ一緒に流されるか☆」


 春樹の腕があたしの首に巻き付く。

 うあぁ〜〜〜〜ッ!!!

 やばいよあたしッ!絶対顔赤い!!

 先に涼たちは行ってしまって、次はあたしたちの番。


「んじゃ、行くぞ」

「え、うん…」


 いざ行くとなると、少し怖くなってくる。


「大丈夫。俺もいるから」