どんな声をかけていいのかわからなかった。 あなたを見ていると 諒の気持ちが痛いくらい伝わってくるから。 諒、 あなたはどんな気持ちで毎日を過ごしていたのかな。 あたしに言わない、言えない本音もあって... あたしが抱きしめると 痛いくらい強く抱きしめ返された。 やっぱり彼も不安だったんだね。 『佑実は俺の前からいなくならないよね?』