「…もしかして…あたし」 かすみんを見る。 あたしの言いたいことに気付いたのか、かすみんはニコッと笑った。 「…私はずーっと気付いてたのよ?愛ちゃん鈍すぎ。 柳先生は頑張ってアピールしてたのよ?あれでも」 ベッドに腰掛け、ふふっと笑うかすみん。 男嫌いなかすみんだから、余計に男に敏感なのかな。 だから初めからあたしの気持ち知ってたのかな。 鋭いな、かすみんは。