「………っ…!」
首筋に痛みが走って、目が覚める。
目を開けると、首筋に顔を埋めている和穂がいた。
「……ちょ、何したの…!?」
慌てて首筋を手で押さえる。
クソ悪魔は顔を上げていつもの鋭い目であたしを見た。
「…何って…俺の所有物っていう印つけたんだよ」
しょ、所有物って……!
かぁっと顔が一気に熱くなる。
これって俗に言うキスマークってやつだよね!?
漫画とかで主人公がつけられてるの読んだことあるけど、くだらないって読み流してた。
それが現実に起こるなんて……
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…