「唯花!感激してないで働け!」
パンケーキを焼いてる華和に叱られた。
「はーい」
急いで「すいませーん」と聞こえる席に向かった。
注文を書いていく。
それを料理班のみんなに渡した。
そうするとできあがったおかしをまとめて紙と一緒に置いてくれる。
本当のお店のような仕組みだ。
しばらく料理を運んでいると、少しお客さんが落ち着いた。
「唯花!入り口に立って席案内役してー!」
「ほーい」
入り口の真横に立って待った。
「いらっしゃいませ」
笑って空いてる席に案内していく。
…それにしても、この衣装に上靴ってださいな…
自分の靴を見て思った。
これでローファーならまだましなんだけど。
「いらっしゃいませ」
また案内をする。