「……もちろん!!」


桃花が大きくうなづき、俺は桃花を抱きしめた。


とその時、部屋のドアが大きく開かれ、パーンッ!とクラッカーが鳴った。


驚いて振り返ると、そこにはクラッカーを持った千沙、恋羽、瞳。


その後ろで拍手をしている大志、力耶。


それに、俺の母親がいた。


「は……? お前ら、なんで……?」


目をパチクリしていると、桃花が口を開いた。


「ごめんね強。先にみんなに相談してたの。強は赤ちゃん好きかな? 喜んでくれるなかって。


そしたら、『きっと大丈夫だから、みんなでお祝いしよう』って言ってくれて」