すると菊池は観念した表情をした。 「…いいよ、仕方ないから ついてくよ」 行くのかよ! 自分で男子苦手だって言っときながら、後輩のために無茶しやがって… まぁ、そこがあいつの良いところだよな。 そんなあいつを見ているとほほえましくなる。 …ったく…仕方ねぇなぁ… 俺はクラブハウス前に向かって歩き出した。 ◆◇番外編*その1◇◆終わり