「夏生、かくれんぼしようぜ。」

ある夏の日、君は私の家に来て私を誘ってくれた。

「かくれんぼ!楽しそうだね!優以外に何人来るの?」

「んー、いっぱいだよ。とにかく、ほら、行こ!」

そう言うと、君は私の手を引っ張って外へと連れ出した。

まだ、この時はあんなことが起こるなんて思いもしなかった。