2人きりの時間を過ごしたのは、
この日が最初で最後だったんじゃないかと、
今では思う。
…現に、あの日からそろそろ2か月が過ぎると言うのに、
2人で会う事も、電話をすることも、
ままならない状態だった。
・・・仕事頑張ってるかな?
…今何をしてるんだろう?
・・・ちゃんとご飯食べてるかな?
気が付けば、そんな事ばかり考えていた。
「お疲れ様」
仕事が終わり、会社を出たところで、
みっちゃんが私に声をかけてきた。
「あ、みっちゃん・・・お疲れ様」
笑顔で言ったつもりだった。いつもと何一つ変わらない
そんな表情のつもりだったのに、
みっちゃんは、私のちょっとした変化に気が付いていた。
「どうした?何があったの?薫子がそんな顔するの、
私、初めて見たよ」
そう言ってみっちゃんは、困ったように笑った。
「・・・みっちゃんには、隠し事出来ないね」
「…バカね、友達でしょ?明日はお休みだし、
好きなだけ、話な!お姉さんが、聞いてあげるよ」
みっちゃんの言葉に、クスッと笑った。
この日が最初で最後だったんじゃないかと、
今では思う。
…現に、あの日からそろそろ2か月が過ぎると言うのに、
2人で会う事も、電話をすることも、
ままならない状態だった。
・・・仕事頑張ってるかな?
…今何をしてるんだろう?
・・・ちゃんとご飯食べてるかな?
気が付けば、そんな事ばかり考えていた。
「お疲れ様」
仕事が終わり、会社を出たところで、
みっちゃんが私に声をかけてきた。
「あ、みっちゃん・・・お疲れ様」
笑顔で言ったつもりだった。いつもと何一つ変わらない
そんな表情のつもりだったのに、
みっちゃんは、私のちょっとした変化に気が付いていた。
「どうした?何があったの?薫子がそんな顔するの、
私、初めて見たよ」
そう言ってみっちゃんは、困ったように笑った。
「・・・みっちゃんには、隠し事出来ないね」
「…バカね、友達でしょ?明日はお休みだし、
好きなだけ、話な!お姉さんが、聞いてあげるよ」
みっちゃんの言葉に、クスッと笑った。